2023年12月6日

雛人形について

衣装着雛人形・男雛のお道具セッティング👑

こんにちは!ふらここスタッフHです🐶

 

現在ふらここでは、新年度の人形販売が開始して、
外は寒い中、ショールームにたくさんのお客様がご来場いただいています!✨
本当にありがたいです!
お客様が実際に足を運ばれて、自慢のかわいいお人形たちを見ていただけると思うと
もっと頑張って良い品質のお人形をお届けしたい!という気持ちになります💪🐶

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

さて、今回は衣装着雛人形・男雛の話題です。
冠(かんむり)のかぶせ方」や「太刀(たち)の持たせ方」のポイント等をお伝えいたします。

ふらここの木目込みの雛人形の男雛は元から冠をかぶっていますので

纓(えい)」を後ろに差し込むだけで飾り見本の状態になりますが、

 

 

衣装着雛人形の場合は冠をしていない状態でのお届けとなりますので、

 

 

付属のお道具を取り出し、

 

冠(かんむり)をかぶせる
纓(えい)を差し込む
太刀(たち)を持たせる
笏(しゃく)を持たせる

 

の準備をしていただくことで、飾り見本の状態になります。

 

お届けする人形の箱の中に【衣装着雛人形 付属道具のご案内】という紙が入っているので、
その内容の補足と、そして検品スタッフ流のコツを伝授します!

 

 

🔍冠のかぶせ方

 

 

付属道具のご案内では、
紐で軽く輪を作り、冠をかぶせて、あごの位置で紐を引き締めちょうちょ結びをする
という説明になっています。

 

 

が、ちょうちょ結びをしている最中に紐があごからズレてしまったり、少し難しいところかなと思います。

 

ここで、スタッフH流🐶!

 

 

冠を男雛の結った髪の毛に斜めにひっかけて、この状態で紐を結んでいきます。

 

 

ちょっと首が苦しそうな位置で左右の紐を交差させて、
ちょうちょ結びを作っていきます。

 

 

交差した紐の、下を向いている方で輪っかを作り、
もう一方で輪っかの外側を上から下にまわしてから輪っかをつくり
両側の紐の間に入れて引き締め形を整える

・・・と綺麗なちょうちょ結びになります。

 

 

結び終わったら冠をあたまの上に移動させます。
冠を片方の手で抑えながら、
やさしく」顔側面左右の紐を耳の前側に移動させてあげてください。

 

 

紐がほんの少し伸びる紐なので、こういうやり方でもかぶせられるんですね。
人形の髪の毛に爪などをひっかけてしまわないようにやさしくやるのが大事です。

 

 

冠に纓(えい)がついていないタイプのものは後ろの穴に差し込んで、

冠と纓(えい)は完成です!✨

 

 

🔍太刀の持たせ方

 

 

太刀は、付属道具のご案内では、
左肘部分を持ち上げ、太刀を挟むように差し込み、腕を下ろします
という説明になっています。

 

 

左肘を持ち上げる加減など不安になられるかと思いますが、
太刀を差し込む程度であれば袖や肘を持ち上げても問題ないので
差し込みにくい場合は手で少し押し広げてください。

 

 

また、太刀は前から差し込むより、横からスライドさせて挟むように
入れた方がやりやすいです。
刀が鞘から落ちてしまったり、鍔(つば)の部分を生地にひっかけてしまわないように、
安定した場所で作業すると良いですね。

 

 

笏(しゃく)はお人形の右手の人差し指と親指で輪っかになっているので
そこに差し込みます。

 

 

撮影に協力してくれた衣装着雛人形は以下のセットです。

 


ことこと 衣装着・鳳凰の幸 (ケース入) CT-08141000

 

れいれい 衣装着・チューリップ RE-11190400

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

今回は、見本の通りに飾りたい!という方のために
衣装着雛人形の男雛の道具のセッティングについてお届けいたしました。

 

細かいやり方を色々お伝えしてしまいましたが、
「この通りやらなきゃ」というものはありません。
ご自由な飾り方をお楽しみください。

 

なんといっても雛祭り🎎は、お子さんの成長をお祝いするお祭りです!🎉
ご家族で楽しんで飾って、良い時間が過ごせることを願っています。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは引き続き人形工房ふらここブログをよろしくお願いします。

 

「ドラマ現場」と「ふらここのお人形作り」の共通点とは?

こんにちは、ふらここスタッフKです🐗

 

突然ですが、テレビドラマは見られていますか?

私は数多くはありませんが、録画したり見逃し配信などで楽しんでいます📺

 

さてさて、今回は「ドラマ現場」と「ふらここのお人形作り」についてのお話。

意外な共通点を発見したので、そのことについてお話いたします~💡

 

 


 

みなさん、NHKで放送中の時代劇「大奥 Season2」はご覧になっていますか?📺
私はSeason1から引き続きハマっており、毎週見ています!

というのも、元々原作漫画の大ファンで、15年以上前から読み続けているんです📚
(もちろん「きのう何食べた?」も大好きです。今クールはよしながふみ先生祭り!)

 

▲ 筆者所有の大奥。もう何周読んだかわからないくらいです!

 

 

先日おなじNHKで、大奥のドラマ現場に密着した番組「100カメ」が放送されていました📺
「100カメ」は密着現場に無数の小型カメラを設置し、
現場にいる人たちの生の姿・生の声を余すことなく取材するドキュメント番組🎥

 

そして密着していたのはドラマ現場の中でも ”美術部”
メイク、かつら、衣装、セットや小道具など、大奥の世界観を作る要となるプロ集団です💄🪮👘⚒️

 

 

その番組の中での出来事です。

ドラマ撮影中、着付け部屋でモニターチェックされていた衣装の方が「あ、”ちょびヒゲ”してるわ」と仰いました🥸
しかし、モニターの中には絢爛豪華なお着物をまとった将軍・徳川家定(女優の愛希れいかさん)の姿が…👩‍🦰
※注:「大奥」の世界は男女逆転しているので、将軍が女性なんです。

 

美しい女優さんが「ちょびヒゲ???🥸」と思ったのですが、
モニターをよく見ると女優さんのお着物の肩のあたりから糸がぴょこんと飛び出していました👘
そう、「ちょびヒゲ」とは髭のことではなく「着物から飛び出た糸」のことだったんです!

 

それを確認するなり衣装さんは撮影現場に走り、カットがかかった瞬間に糸をチョキチョキと切られていました✂️
(将軍の打掛は刺繍がふんだんにほどこされている超豪華なものなので、糸が出やすいんでしょうね)

 

別の場面では、御台所の髪が1本乱れていたのを察知したかつら担当の方がさっと直されていたり🪮
プロ集団の ”美へのこだわり” が随所に発揮されていた現場でした✨

 

 

ここで私は思ったんです、「ふらここのモノづくりと一緒だ!」と💡(倒置法!)

 

 

ふらここでは自社内で「お人形の最終仕上げ」を徹底して行っています🎎

 

お着物の乱れや糸の飛び出しはないか、目鼻やお口のお化粧も入念にチェック、
髪を丁寧にとかし、リボン結びの形を可愛らしく整えます🎀
お人形を360度回しながら入念に、時間をかけて最後の仕上げを行っているんです✂️🪮

 

それは、綺麗にお化粧して美しい衣装をまとった可愛らしいお人形を
心待ちにしてくださっているお客様にお届けするため🎁

 

大奥 美術部の方々と同じく、ふらここスタッフもプロの目で”美へのこだわり”を追求しています!

 

 


 

すごくマニアックな話(個人的な趣味満載・・・)をしてしまいましたが、
みなさんついてきていただけましたでしょうか😅

 

興味を持たれた方は「大奥」「100カメ」、そして「ふらここ」のお人形もぜひご覧になってみてくださいね!
美しさをトコトン追求したプロの世界が垣間見えます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました💕

 

 

▼関連リンク

 

NHKサイト
『「大奥」美術部×「100カメ」撮影部 “職人肌”スタッフたちに共通する流儀とは?』

 

ふらここ
『ふらここのお人形づくり』

 

 

衣装着人形の検品作業風景📸✨

こんにちは、ふらここスタッフYです🎵

 

ここ1週間くらいで一気に冷え込みましたね💦

慌ててウィンターコートやマフラーを引っ張り出してきた

という方も多いのではないでしょうか😅🧥🧣

 

私は自他ともに認める暑がりで、先日七分袖シャツ1枚にベスト

という軽装で外出したのですが、ふと周りを見渡すと

9割5分くらいの方がコートを着ていてびっくり😧

 

座席足元のヒーターももうONになっている電車もあって、

なんだか秋をあまり実感する間もなく冬に突入したなあ、、、

そんなことを思う今日この頃でございます🚃💨

 


さて、今回は

衣装着人形の検品作業風景をお届け!✨

 

 

ふらここでは、技術を持った検品スタッフが

お人形1体1体の最終仕上げを行っております🎎

 

 

まずは、髪の毛の検品チームをちらり👀💕

 

 

こちらは、目打ちと呼ばれる道具で

ほのほのちゃんの髪の毛を丁寧にとかしている様子!

 

 

こうすることで髪全体の凸凹がなくなり、

ふっくら美しいシルエットに仕上がります😊

 

 

 

頭の上にある「玉串(たまぐし)」という飾りの紐も

きれいに整えます🍃

 

玉串

 

 

 

 

💡つづいて、お衣装の検品チームへ👘

 

小さな反りばさみを使って、

布地表面の細かな繊維の毛羽立ちを抑えたり、

 

 

 

目打ちを使って、刺繍の浮きを直しています🌟

 

 

 

 

特に、衣装着人形は重なった布地の裾の隙間から

小さなごみが入り込んでしまったりするので、

ピンセットやエアダスターを使って除去します🙌

 

 

 

 

どの角度から見ても美しいお人形になるよう、

360度まわしながら、じっくり時間をかけて仕上げていきます🖌✂

 

 

今回のブログはここまで🫧

次回もお楽しみに~!!


🌸衣装着人形の商品一覧はこちら

🌟衣装着人形についてもっと知りたい!という方は、

ぜひこちらのコラムも合わせてどうぞ🥰

 

 

 

 

2023年11月12日

展示会について

お人形に会いにきてください🎎💕

こんにちは!ふらここスタッフKです🐗

 

11月初めは夏日が続く異常なお天気でしたが、暑さもやっと落ち着きましたね
そうかと思えば、もう冬?と疑うような寒さ🤧
「四季」ではなく「二季」になってしまうのかもしれませんね(い、いやだ・・・)

 

さてさて☘️
この時期は冬支度だけでなく、お人形選びの重要なタイミングでもあるんです!
例年、お人形の販売スタートは11月ごろが多いため、
お気に入りのお人形を購入したい場合は、年内から探し始めるのがオススメ💡

 

 

ふらここも11月より販売スタートしております
でもネットで画像見ていても「迷って決められない」「イメージがわかない」方も多いのでは?📱

 

そんなときはぜひ『ふらここショールーム』へお越しください!

今日は、ふらここショールームのおすすめポイントをご紹介します♬

 


🌸🌸ふらここショールームのおすすめポイント🌸🌸

 

✨Point① 「ちょっと見てみたい」方、大歓迎!🎉
ふらここのお人形が気になる、ひと目見てみたいという方、歓迎いたします🤗
まだ購入するか決めていない・・・という場合でも問題なし!👌
なぜなら、スタッフは「自慢のかわいいお人形を見ていただきたい!」という気持ちでいっぱいだから😊
さらに、ショールームでは販売を行っておりませんので、無理なおすすめは一切いたしません🙅‍♀️
安心してゆっくりご覧いただけます!
ぜひかわいいお人形たちに会いにいらっしゃってください🎎

 

 

✨Point② お子さまと、おじいさまおばあさまと。ご家族みなさまでどうぞ👨‍👩‍👧‍👦
ショールームは赤ちゃん、お子さまと一緒にご来場されるお客様がほとんど👶
お子さまの元気なかわいい声に、スタッフ一同癒されています🤗
ぜひお子さまを眺めながら、お顔が似ているお人形、雰囲気がぴったりのお人形を探してみてください。
また、ちょっと疲れたなというときにゆったり座っていただけるお席もございます🪑
お子さまへの願いを込めるお人形をぜひご家族みなさまでじっくりお選びください。

 

※赤ちゃん連れでも安心な設備をご用意しております。
 (おむつ替えスペース、授乳室・ベビーカー置き場・エレベーター完備)
※おひとりでのご来場ももちろんOKです

 

 

✨Point③ お人形選びの時間を大切な思い出に📸
ショールーム内は写真撮影OKです!👌
お人形選びは迷いに迷ってしまうもの・・・
おうちに帰って写真を振り返りながらじっくり検討していただくも良し!
お人形を選んでいるお子さまのお写真をSNSにアップしていただくのも良し!📱
お人形選びの時間は家族のための大切な時間、そして人生にそう何度もない経験ですよね。
ぜひたくさんお写真撮っていただいて、お人形選びの時間を楽しんでください💕

 

 

✨おまけPoint🎁
ふらここショールームがある東日本橋にはステキなお店がたくさん
超人気ベーカリー・ビーバーブレッドの姉妹店「bouquet(ブーケ)」さん🍴や、

職人さん手作りの洋傘を扱っている「小宮商店」さん🌂など、

魅力的なお店がふらここショールームと同じ通りに並んでいます🏙️
ショールームへご来場いただいた際に、足をのばしてみてはいかがでしょうか🚶

 


 

ふらここショールームの詳細情報はこちらのページよりご確認ください📱

原則、ご予約いただいたお客様優先となりますが、年内はご予約なしでもご来場いただけます🤗

 

ふらここがちょっと気になっている方、日本橋方面へお出かけの方はぜひショールームへお立ち寄りくださいませ。

 

みなさまとお会いできることを、ふらここスタッフ一同 楽しみにしております💕

 

まあるいお袖のぐるぐるちゃん🧡

こんにちは!ふらここスタッフHです🐶

 

暑さが去って過ごしやすい気候になりましたね!
我が家の犬も、この季節は心なしかのびのび歩いている気がします。
ちょっと冷たい風も、ゆったりとした上着のぬくもりを大事にできて「おつ」なものですね。
日差しがぽかぽかで心地よいと、本当におだやかな気持ちになれますね~😌

 

 

今回の記事でご紹介するお人形たちも、
そんな「のびのび」「ゆったり」「おだやか」な印象の子です。

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

 

まいまい 永遠の香(とわのかおり) MI-01140400

りんりん 花つむぎ・桃色(はなつむぎ・ももいろ) RN-01141600

しんしん 花つむぎ・藤色(はなつむぎ・ふじいろ) SN-01141700

ゆいゆい 六花の恵み(ろっかのめぐみ) YI-01140501

 

 

この子達の共通点、おわかりでしょうか。
胴体が同じ形なんです。かわいいお袖ぐるぐるちゃんです!

 

ふらここの雛人形は木目込みという特性から全体的に丸みがありますが

 

 

 

 

 

この子達は他の子よりも更にシルエットが「まるい」んです、
私はちょっと冬毛うさぎちゃんみたいだな~って思ってます。

 

 

 

 

お袖も襲(かさね)のところがふっくら大きくて、
まるで冬場の子供の重ね着みたいに「モコモコ」に見えます。

 

 

 

 

ぐるぐるしたお袖から、ちょこんと出てくる「お手手」にもご注目
幼さのある丸い手がぎゅっと扇を握っているのを見ると
ついつい頑張って~!!って応援したくなります。

 

 

 

 

セットの屏風(びょうぶ)や雪洞(ぼんぼり)が
さくらんぼ🍒の柄なのですが、イメージにぴったりです。
まあるい姫と殿が仲良く並んで「円満」を絵に描いたようです。

 

 

 

 

官女や五人囃子もみんなまるいので
みんな並んでいると「実っている」ようで
縁起の良い豊かさを感じます。

 

 

 

 

元気のまいまいは ポップで楽しそう

無邪気なりんりんは 明るく晴れやか

包容力のしんしんは 包み込むような優しさ

純粋なゆいゆいは 素直であどけなく

 

 

 

それぞれのお人形が肩の力を抜いて、

豊かな個性」を表現できています。

お家に飾っても、のびのびとリラックスして

穏やかな空間」演出してくれるはずです。

 

 

ぜひ、みなさまのお家で一緒に、
長い時間を過ごしていただきたいな~と思います。
見れば見るほどかわいくなっていく系の子なので・・・・・・

 

お衣装やセットの薬玉(くすだま)飾りなど、
この子達にはまだまだ魅力が詰まっているのですが~
長くなってしまうので、今回はこの辺で

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

ふらここと言えば「かわいいお顔」!
お客様もお顔で選ばれる方が多いです。
お顔についてはお客様の「この子!」という気持ちを大事に
長い時間お人形を見る検品スタッフならではの
様々な角度からのお人形の魅力
今後もお伝えしていければいいなと思っています。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは引き続き人形工房ふらここブログをよろしくお願いします。

箱入れさんのお仕事紹介✨完結編❕

こんにちは、ふらここスタッフYです🍁

 

涼しくなってきて夏の疲れが出てくる頃ですが、

みなさまお身体は大丈夫でしょうか?😖

 

 

今回は、

箱入れさんのお仕事紹介✨完結編❕

\箱入れさんにインタビューしてみた🎤/

 

 

✿以前投稿した箱入れさんのお仕事紹介パート①・②では、

箱入れに必要なアイテムや作業の流れなどをご紹介しているので、

まだお読みになっていない方はぜひ🎵

 

 

🌟質問①:作業で気を付けているポイントは?🎤

 

女雛の後ろ毛が折れないようにやわ紙を巻く🙌/

 

 

ふらここの女雛には、

 

①長い髪を後ろですっきりとまとめて結う

通称おすべらかし(大垂髪)」と呼ばれる髪型

②左右の顔周りの髪を垂らしたおさげ髪

 

の2種類の髪型がありますが、

①おすべらかしタイプは、後ろ毛がより長く垂れさがっています💡

 

そのため、不織布の中で折れ曲がりやすいので

慎重にやわ紙を巻いています🤝

 

               ↓②おさげ髪 

          ↑①おすべらかし

 

 

 

ちなみに、

お人形のお顔の種類がたくさんあって迷う~😓という方は、

お好みの髪型タイプから選ぶのもよいですね✨

 

💜おすべらかしタイプはこちらから

💛おさげ髪タイプはこちらから

 

 

お人形のお道具が取れないように不織布の袋に入れる🙌/

 

鼓(つづみ)やばち・扇などのお道具がお人形に接着されている五人囃子や随身

などは、なるべく接触しないようにそーーーっと袋に入れています!

 

特に、太鼓(写真中央)の両手のばちは飛び出していて引っかかりやすいので注意💡

 

あいあい五人囃子 向かい蝶紋・桃色

 

 

 

🌟質問②:箱入れのお仕事、どんなところが楽しい?🎤

 

お人形の上にかぶせるやわ紙がきれいにできたとき🙌/

 

 

みてください!このふっくら感🥰

まるで焼きたてパンみたい🍞

 

蓋を開けた瞬間にほっとしあわせな気持ちになります🌸

 

このふっくらパンが

大事なお人形たちをしっかりと守ります💪

 

 

かわいいお人形たちをたくさん見れること🙌/

 

 

 

とにかくみんなかわいくて

見ているのが大好きだそうです♪♪♪

 

箱入れさんの愛情をたっぷりもらって、

お人形たちもうれしいだろうな~💞

 

**************************************

 

11月1日からいよいよお人形の販売が開始💨

 

ふらここのお人形がひとりでも多くの方にしあわせをお届けできるよう、

箱入れさんは今日も真心込めて梱包をしています🎁✨

 

 

今回は雛人形の箱入れをご紹介したので、

いつか五月人形の箱入れの様子もお伝えしますね🍀

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました😊

箱入れさんのお仕事紹介✨パート➁❕

こんにちは!ふらここスタッフYです🌼

 

今回は、箱入れさんのお仕事紹介✨パート➁❕

 

実際にどんなふうに箱入れをしているのか😏

箱入れさんの現場を突撃してみました🎵

 

 

 

こちらは箱入れ待ちのお人形大行列🎎

 

 

写真だと手前のお人形しか見えませんが、

後ろにもおひな様とお内裏様が

二人仲良く順番待ちをしております🥰

 

 

①まずは、品番とお人形が合っているかダブルチェック

 

お顔には、汚れやキズなどが付かないように

面紙(めんがみ)と呼ばれる紙を巻いて保護しています。

 

お道具や同梱書類もセットにして、箱入れ準備が完了!!

 

 

✿ちなみに、写真のお人形はまいまい装飾刺繍・花日和

 

ガーベラの花束をイメージした色鮮やかな刺繍が

とっても華やかで素敵💓

 

箱入れさんからも、かわいい~~!!😊と大人気です♪

 

 

②お人形を不織布の袋の中へそーっと入れる

 

✿陶器でできた手足のついた一部の商品(ゆいゆい六花の恵みなど)は、

緩衝材で手足を保護してから袋に入れます💡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③不織布の上から周りをやわ紙で巻く

 

 

④包んだお人形を桐箱の中にきれいに並べて・・・

 

 

⑤上下左右の隙間にサイズを合わせてやわ紙を詰める

 

 

✿ちなみに、一番お人形の数が一番多い十五人飾り(一覧はこちらから)だと

こんな感じになります!☟

 

桐箱の中でお人形が動かないように

すべての隙間にやわ紙で仕切りをつけています🌸

 

 

上から眺めると、大好物のおかずがたくさん詰まった

運動会の日のお弁当みたいで、なんだかわくわく🍱🏅

 

(私は食べることが大好きなので、なにかを例えるときになんでも食べものになってしまいます・・・😅笑)

 

 

そんなこんなで、あっという間に箱入れラストスパート!💨

 

 

⑥ボリュームを持たせたやわ紙を乗せ、その上にお道具を乗せる

 

⑦蓋をしっかりと閉じる

※蓋と本体にまたがって、「のハンコが押してあるのでそれを合わせます)

 

 

⑧同梱書類と一緒に外箱に入れ、品番シールを貼ったら・・・

 

 

完成!!🎀

✨✨✨

 

 

お客様に手にとっていただける日を心待ちにしながら、

お人形たちはしばしのおやすみです🌙🌟

 

次回は、箱入れさんのお仕事紹介✨完結編❕

 

箱入れさんにちょこっとインタビュー!🎤

作業で気を付けているポイントなどをご紹介します😊

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました💕

箱入れさんのお仕事紹介✨パート①❕

こんにちは、ふらここスタッフYです🎈

 

ながーーーい夏にもついに終わりがきてほっとしている今日この頃。

 

 

気象庁の発表によると、

今夏は過去125年間で最も暑い夏だったそうですね💦

 

群馬県桐生市では、9月19日に国内歴代最多の「猛暑日」46日目を記録😱

 

 

そんなつらい夏を今日まで頑張って乗りきったみなさま

ひとりひとりに拍手!!!

 

 

👏🥇✨

 

 

さてさて。

 

私がいるふらここ制作課では、

検品チームのスタッフが1体1体のお顔・お衣装・髪の毛などの

最終チェックをしていますが、

 

もうひとつとーっても重要なお仕事があります!

 

それが、お人形の梱包をする「箱入れ」と呼ばれるお仕事。

 

 

「箱入れ」を担当するスタッフを、

社内では“箱入れさん”の愛称で呼んでいます😊

 

箱入れさんは、お人形が汚れたり壊れたりしないよう丁寧に梱包します🤝

 

 

今回は、

箱入れさんのお仕事紹介✨パート①❕

 

 

パート①では、箱入れさんのお仕事に必要不可欠な

3つのアイテムをご紹介します🍃

 

桐箱 ➁お人形を入れる不織布の袋 ③やわ紙

 

 

 

①桐箱

 

 

ふたには「ふらここ」の印字🌸

 

桐は、防虫防腐に優れていて

お人形を保管するのに最適🎐

 

本体を持ったりふたを開け閉めするときに

指を切ったりとげが刺さったりしてけがをしないよう、

やすりを使ってささくれなどを取り除いています

 

また、内部の底面にはプチプチを敷いています🌷

 

 

➁お人形を入れる不織布の袋

 

不織布はホコリを通さず、また通気性はバツグンのため

お人形の保管にはぴったりの素材🎎

一体ずつサイズに合わせた不織布の袋に入れて包みます。

 

 

③やわ紙

 

薄いやわ紙を何枚かくしゃくしゃとまるめてさらにやわ紙で包み込み、

厚みのある緩衝材を作ります。

 

お人形の人数や桐箱のサイズに合わせて、長さや幅も調整します🙌

 

配送中はどうしても揺れや衝撃が加わってしまうもの。

お人形どうしがぶつかったり、桐箱内部の壁面に当たったりしたときに起きうる

お人形の破損を防ぐため、隙間をぎりぎりまで埋めるよう徹底しています。

 

 

 

パート①はここまで・・・😌

 

箱入れさんのお仕事紹介✨パート➁❕では、

実際の梱包の手順をご紹介します♪

 

 

気温の変化で体調を崩しやすい時期ですので、

みなさまお身体にお気をつけてお過ごしくださいね🍵

 

 

それでは、また次回お会いしましょう~🥰

お人形の背景のあれです!

こんにちは!ふらここスタッフHです🐶

 

「立秋とは名ばかりの厳しい暑さ」もそろそろ打ち止めでしょうか?
いつまでも終わらないかのような寝苦しい夜
「残暑」というより「OVER SUMMER」💦
今年は紅葉の見頃も遅くなりそうですね

 

さて、前回私が執筆担当いたしました記事では五人囃子(ごにんばやし)についてとりあげました。
その際にはサラッと流してしまいましたが、

 

 

大鼓」のことを「おおかわ」って読むってこと、

私はふらここ入社後に知りました!

 

大鼓(おおかわ)・・・読めなくても安心してください!
日常で見かけない使わない漢字は読めない人が多くて当然だと思うのです。

 

ふらここでお仕事をしていると
そんな「日常ではレア!」な漢字を読むだけでなく書く必要も出てきます。

 

今回は「入社後に漢字で書けるようになった✨節句用語」についての小話シリーズです!

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

ということで、今回はコレです!

 

「屏風」

 

びょうぶ」と読みます!

 

「屏」って「屏風」以外で使ったことがない、
「風」を「ぶ」と読ませるのも少し変則的!
なので読めるけれど意外と書くとなると
あれ?っとなる方もいらっしゃるのではないかと思います。
そもそも屏風とは?という記事はふらここコラムにもあるのでご参考にどうぞ!

 

屏風といえば折りたたむものを想像される方も多いと思いますが、
ふらここには、「衝立式(ついたてしき)」として
折りたたまないデザインの素敵なものがたくさんあります。
では、私のお気に入りの屏風のご紹介します。

 

めいめい」ちゃん・「うらうら」ちゃんのこのデザイン!

 

 

格子細工(こうしざいく)が特徴的!
窓からのぞく枝には色とりどりの実がなり、
子供のころ読んだ絵本の世界のような優しい柔らかな「温度感を感じます。
燭台(しょくだい)も合わせてベージュに統一された色味が、
現代的でお部屋を「飾って」くれそうなので大好きです!

めいめい 京刺繍・春爛漫(きょうししゅう・はるらんまん) ME-01141200

うらうら 京刺繍・雪輪に松竹梅(きょうししゅう・ゆきわにしょうちくばい) UR-01241300

 

 

五月人形では「睦(むつみ)・満(みつる)」のこれも素敵です。

 

 

雲や山を思わせるもこもこした形に、
手すき和紙の上には金色のラフな線の鯉のぼりが「自由」に泳いでいます。
台もまあるくて、開かれたデザインがお家の空間に馴染むので、
緊張しすぎず「楽しくお部屋に飾れる魅力がありますよね。

睦(むつみ)T-000021001

満(みつる) T-000021101

 

 

他にも色々素敵な屏風があるのですが・・・あれもこれもあるのですが!
長くなってしまうので、今回はこの辺で。
いろんな屏風を見て選びたい!という方には紙のカタログがオススメです!
カタログのご予約開始しています!こちらからどうぞ!

 

実は2024年度の新作で、
私の好きな「さやさや」ちゃんにも新しい素敵な屏風が登場します!
落ち着いた和室の雰囲気が「幸せな時間」を感じさせてくれて素敵なんですよ~!

 

 

🐶🐾🐾🐾

 

 

ふらここといえばかわいいお顔!ですが、
ショールームなどで実物を見たとき「これ!飾りたい!」と思わせてくれるのは、
背景にあって、お人形の魅力を最大限に引き出す、
屏風へのこだわりによるところも大きいと思っています。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
入社後に漢字で書けるようになった✨節句用語」はまだまだあるので、
今後も折を見てご紹介させていただきます!

 

それでは引き続き人形工房ふらここブログをよろしくお願いします。

 

2023年9月14日

雛人形について

ふらここスタッフお顔人気投票 ~推しのココがかわいい!後編~

連続でお邪魔いたします~ ふらここスタッフKです🐶

 

もうすぐ敬老の日ですね👴👵
超個人的な話ですが、田舎にいる祖母がこの9月で100歳になります!
迷ったのですが、プレゼントは靴下とレッグウォーマーを贈ることにしました🎁
靴下はかわいらしいウサギちゃん柄🐰
気に入って履いてくれるといいなぁ🧦

 

 

さて、今回は前回に引き続き、

ふらここスタッフが選ぶ「ワタシの推しのココがかわいい!後編」

をお送りいたします。
一番人気だった「まいまい」「めいめい」、人気の「ことこと」について
スタッフの思い入れたっぷりの意見をご紹介いたします。
ぜひご一読くださいませ~📱

 

 

 

**********

 

 

人気ランキング第1位 「まいまい」ちゃん


<スタッフの声>
まんまるなお顔ぷにぷにほっぺがかわいい
(まいまいはお餅のような「まるぷに顔」 癒されます~😊)

 

幼いころの娘に似ていて、見ていると昔を思い出してほっこりします
(ふらここのお人形の中で一番あかちゃん顔!という声もありました👶)

 

・イヌ好きなので、ふらここの中で一番ワンコっぽい顔なまいまい推しです
(たしかに黒目がちなところがワンコっぽいかも!🐶)

 

 

 

 

人気ランキング第1位 「めいめい」ちゃん


<スタッフの声>
大人っぽくて上品な印象
(めいめいは目鼻立ちの整った、どこか品の良さを感じる顔立ちですよね✨)

 

控え目な雰囲気で、キレイで品がある
(わかる気がします!

 クラスにいる、控えめだけど実はめっちゃ美人な子💕)

 

・お顔が涼し気なところがいい
(肌の色や口紅が、いわゆる「ブルベ」さんなんです~💙)

 

 

 

人気ランキング第2位 「ことこと」ちゃん


<スタッフの声>
小顔で黒目が大きいところがいい
(髪型と目の大きさのせいか、とても小顔に見えるんです。そこが魅力!💖)

 

割毛がよく似合っている
 ※割毛:古典下げ髪とも呼ばれる髪型。髪を左右に分けて前に垂らすのが特徴

 

・ふらここに勤めだしたときからずっと、ことことが一番かわいいと思い続けています
 男の子である「随身」「仕丁」までもがかわいい

 ※随身・仕丁とはこの子たちのことです ↓↓

(たしかに、ちょんまげを結っていても愛らしい~🫰)

 

 

 

**********

 

 

お人形を毎日見つめている、ふらここスタッフの意見、いかがだったでしょうか。
各個人の意見ではありますが、すべて「ふむふむ納得」「共感できる~」と私は感じました。
お人形選びの参考にしていただけますと幸いです。

 

 

それでもまだ迷ってしまう…というあなたにはこちらのサイトがオススメ!

 

わが子にぴったりのお顔が見つかる!!おひなさまの「お顔診断」✨

 

5つの簡単な質問に答えるだけで、
心ときめくぴったりなお雛様を選ぶことができちゃいます。
ぜひぜひあかちゃんのお顔を見ながら答えてみてください!

 

診断していただくと、豪華カタログセットを無料プレゼントしています。
この機会にぜひお試しください~🌸