『パステル新聞(12月号)』に、ふらここ代表・原 英洋が執筆する「季節のココロ『子供たちのための伝統行事』」が掲載されました。
12月のテーマは“大掃除”。
12月のことを「師走(しわす)」と呼びます。いつもは人の上に立つ「師匠」でさえも忙しく走り回わる月であることから、このように呼ばれるようになったと言われていますが、その語源は、「全てをなし終える月」を意味する「為果つ(しはつ)」からきているようです。
そして、一年の締めくくりのこの月は、また、新しい年の準備をする月でもあります。
新年の準備は、13日の「事始め(ことはじめ)」の日から始まります。この日は「煤払い(すすはらい)」の日でもあり、大掃除を行ない、普段はなかなかできない所まできれいにします。大掃除には、“新しいことを始める前にまず、きれいに掃除をする”という大切な意味があるのです。
また、日頃お世話になった人に感謝を込めて贈る「お歳暮」は、事始めの日から20日頃までに済ませるのがしきたりです。
そして、歳暮の礼に集まった人たちが、一年の無事を喜び、一年間のお加護を神仏に感謝する祝宴が「忘年会」です。
28日の「御用納め」を過ぎたら、門松や注連縄の準備をします。昔から一夜飾はよくないといわれているため、28日から30日までの間には玄関先に飾り終えます。
そして、いよいよ大晦日。大晦日の晩に欠かせないものといえば、「年越しそば」があります。細く長くのびるそばに、“寿命や身代が長く続くように”との一年最後の願をかけ、年を越します。そばは養生食として、体内の老廃物を取り除き、身体を清浄にしてくれることから、新しい生命力を身につけて新年を迎えるという意味もあるようです。
百八つの煩悩を消し去るためにつく「除夜の鐘」を聞きながら新年を迎える大晦日まで、あと1ヶ月。
皆さまが晴々とした笑顔で、新しい年を迎えられますことを心からお祈り申し上げております。
〉〉「季節のココロ『子供たちのための伝統行事』」を読む
『パステル新聞』のホームページはこちら
最近のコメント