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2009年3月

2009年3月28日 (土)

『パステル新聞(4月号)』にコラムが掲載されました。

『パステル新聞(4月号)』に、ふらここ代表・原 英洋が執筆する「季節のココロ『子どもたちのための伝統行事』」が掲載されました。

Sakura_03064月号のテーマは、“お花見”。

全国的に、そろそろ桜のつぼみも開花を始めました。
五月人形で忙しい時期ではありますが、ふらここスタッフの間でも、お花見はいつにしようか・・・などという会話が、ひそひそとささやかれ始めているようです。

                                                                                               ※ ‘山桜’・・・‘染井吉野’と共に日本を                                                                                                     代表する桜です。

皆さまも是非、新年度のスタートに実り多き一年を願って、お花見を楽しまれてはいかがでしょうか。

〉〉「季節のココロ『子どもたちのための伝統行事』」を読む

〉〉『パステル新聞』のホームページはこちら

2009年3月22日 (日)

進化するふらここのかたち

昨日は、来年度(平成22年度)の新作雛人形について、2回目の会合を行ないました。

2009_03210014_3今回は前回の打ち合わせを踏まえ、ふらここメンバーそれぞれに試行錯誤の結果を持ち寄り、さらに検討を深めました。

まず、私・原 英洋から来年度の制作予定数と制作スケジュールを発表。

今期は、1月20に全ての雛人形を完売し、その後は多くのお客さまのご注文をお断りしてしまいました。また、大変にありがたいことには、初節句のお祝いを一年遅らせて戴き、来年度に雛人形をご購入戴くお客様のご予約もたくさん頂戴しています。

そのため来期は、新作雛人形の制作に加え、定番商品についても今期以上に制作数量を増やさなければなりません。
しかし、ふらここメンバーそれぞれに、自分の仕事に自負をもっているので、品質を落とすような仕事には絶対に反対!
そこで来期に向けては、品質を落とすことなく、どうやって制作数量を増やすかが大きな課題となっています。

最初に、頭師の赤松 勝己さんから、頭の制作工程の作業効率を上げるために幾つかの提案をしてもらいました。

その趣旨は以下の通りです。
① 面相の作業効率を上げ、さらにお顔の可愛らしさをアップさせるための原型の
  改良について
② 結髪の作業効率を上げ、さらにナチュラルな髪の毛の流れを作るための新素材の
  提案について
③ 頭を胴体に取り付ける際の微妙な角度を均一化するための調整方法について
などなど。

次に、木目込師の松永 隆志さんから、来年度の新作雛人形五月人形について、新しい胴体の提案がありました。
今年、お客様から頂戴した数々のご要望を受け、来年度は新しいバリエーションを発表いたします。ふらここの個性を失うことなく、お客さまのご要望をどうやってふらここスタイルとして実現するか・・・!

ふらここは、これからもどんどん進化して参ります。

皆様、今後共、ふらここをどうぞ宜しくご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

2009年3月20日 (金)

今日のあることに感謝!

今日3月20日は、「春分の日」。また、この日を別名「彼岸の中日」といい、その前後3日ずつ、合計7日間が「春のお彼岸」です。

Mar_053_2お彼岸には先祖を敬い、亡くなった人々を偲んでお墓参りをする風習が、日本には古くからありました。

春分の日には、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
このことから、“真西に沈む太陽が、西にあるとされる極楽浄土を指し示す”という仏教の教え(「西方浄土」の思想)に基づき、この風習ができあがったといわれています。

また、春分の日には昼と夜の長さが同じになることから、
このことが仏教が説く「中道」の精神にも適っていると考えられ、前述の「西方浄土」の思想ともあいまって、お彼岸の墓参りが広く普及したという訳です。

五月人形の販売もいよいよ忙しくなって参りましたが、この日ばかりはふらここのスタッフも、ご先祖の遺徳を偲び、今日のあることに感謝しつつ、合掌。

2009年3月12日 (木)

来年度・新作雛人形の制作プロジェクトがスタート!

ひな祭りの余韻も覚めやらぬうちに、来年度(平成22年度)の新作雛人形について、打ち合わせをスタートいたしました。

雛人形の制作は、1年のサイクルの中で計画的に仕事を進めてゆかないと、翌年のひな祭りに最高品質の作品をお客様にお届けすることができません。

手づくりゆえに生じる品質のばらつきをなくすために、その克服法や新しい技法の開発について検討をする。

また、お客様の志向の変化を把握し、それをどのように作品に反映させるか。作品の個性を失わないように、変え過ぎてもダメ。変えなくてもダメ。その微妙なバランスのとりかたが大切です。

そのようなことを定期的な会合の中で何度も議論を重ね、また各々が試行錯誤した結果を発表し合い、そして再び検討を深めてゆく。
この地道な作業なくして、良い作品は決して生まれません。

2009_02240002_2ということで、集まったメンバーは、木目込師の松永 隆志さん、頭師の赤松 勝己さん、そして私・原 英洋の3名。

まずは、私から本年度の実績の報告。

次に、お客様から戴いたご意見やご要望、各々が直面した問題点、また各々が気がついたことや感じたことなどを発表し合って、情報を共有しました。

そして、現状を把握した上で、来年度に向けて問題点の対策と実施計画を検討。

その後に、来年度の新作雛人形について意見を出し合い、再び討議を繰り返してゆきました。

和気藹々と、また喧々諤々と、6時間に及ぶ打ち合わせの時はあっという間に過ぎ、各々希望に燃えて閉会。

来年も素敵な雛人形をご披露できますように、ふらここ工房メンバー一同、精一杯頑張ります。
今後共、ふらここをどうぞ宜しくご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

2009年3月10日 (火)

由夏ちゃんの初節句

Ap1040082_6ふらここアルバム』(Vol.1)お一人目のご投稿は、
大阪府にお住まいの由夏(ゆうか)ちゃん。

2008年7月11日生まれ。今年、初節句を迎えました。




Ap1040308_6『おじいちゃんの贈り物』

娘のお雛様として、木目込みのお人形を探していました。

やさしくて可愛いお顔が気に入って、どうしてもこのお雛様が欲しいと思い、初節句のお祝いでおじいちゃんとおばあちゃんにプレゼントしてもらいました。

Ap1040302_5それなのにおじいちゃんは初節句を迎える前に天国にいってしまい、由夏にとっては唯一のおじいちゃんの形見になりました。

これから毎年、桃の花が咲く時期には おじいちゃんのことを話し聞かせながらお雛様を飾りたいと思っています。きっとおじいちゃんも天国から由夏の成長を見守ってくれていると信じています。

2009年3月 9日 (月)

『ふらここアルバム』について

ひな祭りも終わり、木々の緑もにわかに春めいて参りました。
今年も多くのお客様にふらここ雛人形で初節句をお祝い戴き、本当にありがとうございました。

人形工房 ふらここでは、お客様の素晴らしい初節句の思い出を一冊の小冊子『ふらここアルバム』にまとめ、皆様にお届けすることを企画しています。

2008_10270026昨年度は、『ふらここアルバム』(創刊号)として、お客様からご応募戴いたお写真と文章をふらここサイトのみで公開させて戴きました。

そして本年度の『ふらここアルバム』(Vol.1)では、ふらここサイトへの掲載の他、一冊の小冊子として製本化し、お客様にお届けを致します。

ふらここ雛人形をお求め戴いたお客様には、雛人形と一緒に「ふらここアルバム応募要領」をお届けしておりますが、どうぞ奮ってご応募戴きますことを、心よりお待ち致しております。

また、ふらここサイトへの掲載や小冊子の制作に先立ち、当ふらここブログでも、お客様からご応募戴いたお写真と文章をタイムリーにご紹介させて戴きます。

どうぞ楽しみにお待ちください。

2009年3月 3日 (火)

我が子の幸せを願って!

今日3月3日は「ひな祭り」。もう雛人形を飾って、お祝いを楽しまれた方も多いと思います。

ひな祭りは、元は中国から伝わった“上巳(じょうみ)の節句”が起源ですが、「上巳(じょうみ)」とは、旧暦3月最初の巳(み)の日のことをいいます。

いにしえの時代、季節の節目には邪気に見舞われやすいと考えられていたため、この日を穢(けが)れを祓(はら)う大切な日としていました。
また、平安時代に貴族の女の子の間では、“ひいな遊び”と呼ばれるおままごと遊びが行なわれていました。

この“ひいな遊び”と、中国から伝わった“上巳(じょうみ)の節句”が一緒になって、日本ならではの“ひな祭り”が生まれました。

597t7724_rj_2ひな祭りには、お部屋に雛人形を飾り、桃の花をあしらって、女の子の美徳と貞節を意味する蛤(はまぐり)を使ったお吸い物や、桃の花びらを浮かべた白酒や、菱餅などの縁起の良いものでお祝いをします。

このひな祭りには、我が子の穢れ(けがれ)や厄(やく)を雛人形に代わってもらい、健やかに幸せに育つように!との、両親や祖父母の深い愛情が込められているのですね。

ご家族皆様の笑顔と笑い声にあふれ、その真ん中でお子さまのいっそうの笑顔が輝いている。
ほのぼのと温かい、そんなひな祭りでありますように、心からお祈り申し上げております。

※ 画像提供 / 室礼三千